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2013年1月21日 (月曜日)

DNA情報を用いたWebサーチによるプライバシー侵害の脅威が現実のものとなったようだ

下記の記事が出ている。

 Web Hunt for DNA Sequences Leaves Privacy Compromised
 New York Times: January 17, 2013
 http://www.nytimes.com/2013/01/18/health/search-of-dna-sequences-reveals-full-identities.html

 Donated genetic data 'privacy risk'
 BBC: 18 January, 2013
 http://www.bbc.co.uk/news/health-21056647

法律問題としては,戸籍等の記載とは無関係に,親子関係等が第三者によって(一卵性双生児のような例外の場合を除き,科学的にはほぼ否定できないレベルで)勝手に特定される時代になったと言える。

本人の間では親子だと思っていた家族が,真実を第三者が明らかにすることにより,困惑させられたり,バラバラにさせられたりする例が増えるだろう。

関係者の中に裕福な者が含まれている場合には,相続とからむ法的紛争がどんどん発生することになる。

基本的に,形式性を重視する日本の家族法制と相続法制は根本的なところで既に崩壊しており,全く使い物にならなくなってしまっていると考えている。この分野の法理論もまた同じであり,全部完全に廃棄した上で全く新しく構築し直す必要がある。

[追記:2013年1月29日]

関連記事を追加する。

 Becoming biohackers: The experiments begin
 BBC: January 23, 2013
 http://www.bbc.com/future/story/20130123-hacking-genes-in-humble-settings

 DNA records pose new privacy risks
 Boston Globe: January 18, 2013
 http://bostonglobe.com/metro/2013/01/18/using-simple-tools-scientists-show-privacy-research-participants-risk/DfUiFGlY2LPYWtdfFFEyNJ/story.html

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