ロボット戦(Robot Wars)
下記の記事が出ている。
Robot Wars: The Brave New World
CBS: December 17, 2012
http://washington.cbslocal.com/2012/12/17/robot-wars-the-brave-new-world/
仮にロボット部隊対ロボット部隊の戦闘になったと仮定する。
どちらか勝者となったロボット部隊がそのまま進軍すれば,生身の市民しか存在しない環境に到達することができる。
当然,皆殺しにするだろう。抵抗はほとんどできない。
こういう時代が来ることは当然予見できたので,(書いても無駄だとわかりつつも,当然予見できていたという事実を残すために)1997年に刊行した『ネットワーク社会の文化と法』(日本評論社)の中でもアシモフの提案について触れておいた。
しかし,もう手遅れなんだろうと思う。
[追記:2012年12月20日]
関連記事を追加する。
Robot history: The rise of the drone
BBC: 4 April, 2012
http://www.bbc.com/future/story/20120403-robots-go-to-war
こういうものの歴史は,たぶん,レオナルドダビンチに始まるんじゃないかと思う。
[追記:2013年1月30日]
関連記事を追加する。
Google's Eric Schmidt: drone wars, virtual kidnaps and privacy for kids
Guardian: 29 January, 2013
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jan/29/google-eric-schmidt-drone-wars-privacy
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コメント
ありがとうございます。武器や兵器の無人化・ロボット化とハッキングを組み合わせるとどうなるか。個人が、相手の力を利用し、攻撃できる。うまくゆけば事故に見せかけることすら可能。という気がしてきました。
投稿: 村瀬一志 | 2012年12月19日 (水曜日) 07時46分
村瀬一志さん
あのチャーチルでさえ気づくのに随分と時間がかかっているんだから,仕方ないと思います。
投稿: 夏井高人 | 2012年12月18日 (火曜日) 23時01分
戦争が決闘、つまり武器を持った者同士だけで決着がついた時代は完全に終わった気がします。実はアジア太平洋戦争でもとっくに終わっていたと思うのですが、それを知らなかった日本は頻ニ無辜ヲ殺傷させることになったと思います。
投稿: 村瀬一志 | 2012年12月18日 (火曜日) 22時16分