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2012年12月 7日 (金曜日)

モノのインターネット(Internet of Things)はセキュリティに対する脅威でもある

下記の記事が出ている。

 Internet of Things Also a Security Threat #amphion
 CMS Wire: December 5, 2012
 http://www.cmswire.com/cms/information-management/internet-of-things-also-a-security-threat-amphion-018604.php

「ユビキタス」なるものが実は超集中そのものであることについてはこれまで何度も書いてきた。

寝ぼけた記事だ・・・という感想しか出てこない。

思考の速度があまりにも遅すぎる。

とは言っても,普通は「金もうけ」のことしか考えないだろうから,どんな企業でもすぐに飛びつきそうだ。下記の記事も出ている。

 Developers Identify New Opportunities for Internet of Things Markets, Says ON World
 San Francisco Chronicle: December 5, 2012
 http://www.sfgate.com/business/prweb/article/Developers-Identify-New-Opportunities-for-4094011.php

あまりにも繰り返し書いてきたことなので馬鹿らしいとは思いつつ,無知な人のために書きたいと思う。

このようなタイプのシステムは,StuxnetやFlameのようなタイプのマルウェアに非常に弱い。しかも,太陽風等の電磁波による影響を受けやすい。同様に,電磁波爆弾によって,一瞬にしてネットワーク全体を物理的に破壊してしまうことができるという深刻な脆弱性がある。

軍用品であればお金をかけて防御することもできるが,民生品は安価でなければならないため防御がほとんどできない。

そして,最も大きな脆弱性は,ハッキングのための入口を自ら多数つくってしまうということだ。

これほどボロボロのアーキテクチャは他にない。

[追記:2012年12月23日]

関連記事を追加する。

 State-sponsored malware like Stuxnet will hit private enterprise hard in 2013
 infoSecurity: 21 December, 2012
 http://www.infosecurity-magazine.com/view/29965/statesponsored-malware-like-stuxnet-will-hit-private-enterprise-hard-in-2013/

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