米国:ホワイトハウスが,デススター(Death Star)を建造し,国防上の圧倒的優位を得る計画?
下記の記事が出ている。
White House to consider Death Star petition
Telegraph: 14 December, 2012
http://www.telegraph.co.uk/technology/news/9744947/White-House-to-consider-Death-Star-petition.html
Death Star petition earns enough signatures for White House response
Hill: December 14, 2012
http://thehill.com/blogs/blog-briefing-room/news/272997-death-star-petition-earns-enough-signatures-for-white-house-response-
White House must respond to Death Star petition
Washington Post: December 13, 2012
http://www.washingtonpost.com/blogs/compost/wp/2012/12/13/white-house-must-respond-to-death-star-petition/
ついにここまで来たか・・・という感じがする。ジョークの一種であって欲しい。
ところで,「皇帝」は誰で,「ダースベーダー」は誰なのだろうか?
ルークやその仲間が存在しないことは間違いないと思うのだが・・・
なお,正確には,デススターをつくるべきだというホワイトハウスに対する請願があり,それに賛成の意見が多いということなのだが,この時期にこのような記事が出ているということが考えるポイントとなる。
現実にはデススターなど無理だ。
しかし,デススターに匹敵する破壊力を有する最終兵器的なものは現実に存在する。
そのような最終兵器の存在を許容しているのも,実は国民だということになる。
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(余談)
デススターには非常に強力なエネルギー砲が装備されており,惑星を破壊することができるということになっている。
それだけの大きなエネルギーを放射した場合,デススターは,発射した方向とは反対方向に向け,ものすごい速度で移動してしまうのではないだろうか?
ある建造物を宇宙空間の中の特定の3次元座標位置に固定することはできないからだ。
このことは『宇宙戦艦ヤマト』を視てずっと思っていたことだ。
ヤマトは波動エンジンのエネルギーを逆方向に噴射(発射)することによって機能する。つまり,波動エンジンを逆噴射しているのと同じことになる。すると,敵を破壊するために波動砲を発射したとたんに,ヤマトはものすごい速度で後ろ向きに移動することになる。敵を破るために発射する度に気づいたら地球軌道近くまで逆戻りしていることにならないと辻褄が合わない。要するに,闘えば闘うほど前に進めないどころか逆戻りしてしまうということになる。それらを合理的に説明するためには,「イスカンダル星は,実は地球のすぐ近くにあった」ということにしないといけないのだろうと思う。(笑)
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(余談2)
月くらいの大きさの建造物を構築するだけの素材を調達可能なのだろうか?
一応調達可能だと仮定して,そのような大きな建造物を構築した場合,素材の引力によって構築物全体が自重による押しつぶしのような現象が発生して自壊してしまうのではないだろうか?
それらを考慮した上で,月をくりぬき,月をデススターに改造する計画に変更したと仮定して,月をくりぬくことによって月の軌道に変化が生じ,それによって地球上の潮汐に重大な変化が発生し,大規模な地殻変動の続発によって人類が絶滅してしまうという結果を招くことにはならないのだろうか?
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[追記:2013年1月13日]
ホワイトハウスは,デススター建造を求める請願を却下したようだ。下記の記事が出ている。
White House rejects Death Star petition: '$850qn too pricey'
Register: 12 January, 2013
http://www.theregister.co.uk/2013/01/12/white_house_rejects_death_star_petition/
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