« 国連:ITUのディープパケットインスペクション(DPI)標準 | トップページ | クラウド型ストレージサービスの低価格競争 »

2012年12月 6日 (木曜日)

2013年のトップ脅威予測

下記の記事が出ている。

 The Biggest Cybersecurity Threats of 2013
 Forbes: December 5, 2012
 http://www.forbes.com/sites/ciocentral/2012/12/05/the-biggest-cybersecurity-threats-of-2013-2/

年末なので,この手の記事が増える。

ともあれ,人間系の脅威に注目が集まっていることは歓迎だ。

故意による内部犯行(経営者,管理職,従業員のいずれの場合についても)だけでなく,過失による内部犯行(ソーシャルエンジニアリング)に着目していることは,まさに正当だと思う。

刑事については若干問題があるが,民事については,過失ある者(経営者,管理職,従業員)に不法行為責任または債務不履行責任が生ずることは疑いない。

この分野は,これまであまりちゃんと研究されていない。そのため,誤って被害者扱いされている者の中に,実は(過失による)加害者が隠れていることがある。

|

« 国連:ITUのディープパケットインスペクション(DPI)標準 | トップページ | クラウド型ストレージサービスの低価格競争 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 国連:ITUのディープパケットインスペクション(DPI)標準 | トップページ | クラウド型ストレージサービスの低価格競争 »