次世代の技術は,やはり3Dプリンタ
下記の記事が出ている。
Chris Anderson: Why I left Wired - 3D Printing Will Be Bigger Than The Web
ZDNet: November 16, 2012
http://www.zdnet.com/chris-anderson-why-i-left-wired-3d-printing-will-be-bigger-than-the-web-7000007535/
象徴的な出来事だと思う。
正しい。
なお,3Dプリンタを本気で産業利用(または軍事利用)したいと思うのであれば,通信経路についてもかなり巨大な変化を要すると思われる。
現在のインターネット(TCP/IP)では駄目だ。ブログでは詳細を書けないが,かなり大きな危険性を伴う課題が多々ある。
もちろん,一般家庭向けの簡単なものであればそんなに大きな問題は生じないかもしれない。問題が起きても「困惑」が発生するだけだ。しかし,産業用(または軍事用)となるとそういうわけにはいかない。
いずれ誰でもそれらの課題が存在することに気づくだろう。
1秒でも早く気づき,対応策の検討を始めたほうの勝ちだ。
通信キャリアは,3Dプリンタの時代を見据えて,従来のインターネットとは異なる特殊な専用回線の研究と実装のための研究・投資に全力を傾けるべきだと考えている。
「なぜインターネットを普及させたのか?」を正しく理解すれば,答えは自ずと出てくる。
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