馬ダンス
過日開催された国際会議の会場で,韓国の研究者による報告の時間になったら,何と例の馬ダンスの馬鹿なビデオが長々と放映された。
韓国政府の指示(命令)によるものなのだろうと推定される。
当該研究者自身はそんなに変な人ではない。
しかし,馬ダンスは,誰も面白いとは思っていない。韓国内で「やらせ」の一種によって世界的にブレークしているかのように思いこませる洗脳工作が日々実行されているが,世界のどこでも全くブレークしていない。ブレークしたフリをしている人々は,金のために雇われてそうしているだけだ。
韓国政府がこんなことを続けていたら,世界中から締め出しを食ってしまうことになる。
人々はそんなに愚かではない。金をもらうためには服従しているフリをするし洗脳されたようなフリをすることもある。しかし,内心では軽蔑している。世界のどの国においても当たり前のことだ。
この点,やはり「さすがだ」と思うのは中国政府だ。宣伝工作の手法を微妙に変えてきている。意味のない工作方法に対しては(馬鹿の一つ覚えのように)いつまでもこだわらないところに中国の凄さがある。
ちなみに,あくまでも一般論だが,国際会議の主催者としては,研究報告ではなく低劣なビデオコンテンツを上映することによって貴重な国際会議の時間が奪われてしまう場合,当該の者に対し,業務妨害の一種としてそのビデオ上映をやめさせた上で,当該の者を議場から追い出すことが許される。
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(余談)
実際に上映されたコンテンツは,単に下品(品性低劣)というだけではなく,その中には著しく差別的な映像要素が含まれていたので,違法物として禁止すべきものだったのではないかと思っている。
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コメント
佐佐木賢二さん
コメントありがとうございます。
その新聞記事や類似の雑誌記事等は私も読みました。
韓国政府からの宣伝工作用資金提供→日本の広告代理店→新聞社・雑誌社等・・・という流れなんだろうと推定しています。
日本の新聞社や雑誌社あるいはテレビ局等は,こんなことをやっても絶対にブレークしないということを知っています。しかし,お金がもうかるのなら喜んで引き受けます。評論家等も同じです。
同じことは,韓流のタレント等を売り出すためにウォン安の韓国としては大出血と評価すべき巨額の税金を投入して世界規模での宣伝工作を行ったにもかかわらず,世界的には完全無視に近い状態であり,逆に韓国人に対する集団暴行等の攻撃事例の頻発にみられるように大顰蹙を招いてしまったという歴史的事実にもみられます。
日本では,芸能プロモーターや広告代理店等がその巨額資金の大半をゲットし,結局,韓国に利益還流することがなかったという歴史的事実は広く知られています(←実際には,更に流れがあるのだろうと疑っています。選挙時期ですし・・・)。
要するに,このスキームは既に大失敗だということが証明されているわけです。
にもかかわらず同じ愚を繰り返すのは,要するに韓国の大統領(及びとりまきの政党や政治家等)が悪いからだろうと思います。
韓国民から搾り取った血税を大量に注入してやっていることなので,本当に心の底から韓国の国民が気の毒だと思っています。早く目覚めないと大変なことになってしまうでしょう。
なお,馬ダンスは,日本はもとより,世界的にどの国においても全くブレークしていません。これは事実です。
報道されている韓国内での馬ダンス大会の写真を丁寧に観察すると,お金で雇われたプロダンサーではないかと疑われる人物があまりに多すぎることに気づきます。
ネット上の画像閲覧回数等は,(動員等により)いくらでも操作可能であることは,誰でも知っている常識のようなものでしょう。
そして,もし「やらせ」の街頭写真を撮って嘘の記事を書くようなことがあるとすれば,そのようなことはいい加減やめてほしいと思います。
投稿: 夏井高人 | 2012年11月24日 (土曜日) 11時08分
夏井先生
11月21日の朝日新聞朝刊、耕論というオピニオン面でかなり大きく、この人物の海外での人気や日本で流行らない理由を3人で分析していました。
なんで?この欄で、こんなことを?という違和感はありましたが、なんとなく流していました。
朝日も何らかの意図があったのでしょうか。この記事を読んだ人の中には、何らかの興味を持って、映像を見に行く人もいたかもしれません。
個人的には、何の興味もわかないものの、新聞で取り上げられれば、それなりの価値があるのかと、なんとなくイメージができてしまうところでした。
先生の記事を読んで、自分の価値観を持って周囲に惑わされず、特にメディアの誘導に惑わされてはいけないと、改めて再認識しました。
政治だけでなく、色々な事象すべてにフィルターがかけられているということに、注意深く対応していかねばならないと思いました。
ありがとうございました。
投稿: 佐佐木賢二 | 2012年11月24日 (土曜日) 10時40分