3Dプリンタの製造販売企業Kickstarterに対し,特許侵害訴訟の嵐
下記の記事が出ている。
Kickstarter sued over 3D Systems' printer patent
BBC: 21 November, 2012
http://www.bbc.co.uk/news/technology-20434031
未来を制する技術なので,当然こういうことになるだろう。
従来型のプリンタ製造企業としては,特許訴訟で牽制して時間を稼ぎながら,自前の3Dプリンタを開発・製造・販売して生き残りを賭けるしかない。しかし,そういう企業に対しては,当然のことながらカウンター的に特許侵害訴訟の嵐が襲い掛かる。
クロスライセンスで1秒でも早く解決してしまったほうが,(法律事務所以外の)誰にとっても最も利益のあることではないかと思うのだが・・・
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(余談)
日本の関連会社の株主は,その会社の経営者の資質・能力に疑問をもったほうが良い。
私は,ずいぶん以前から,関連企業に対し,3Dプリンタの将来性を訴えてきたつもりだ。
しかし,全部無視されてしまった。
そして,福島第一原発事故発生後には,自分が保有する関連株の値下がりによる資産の目減りを解消することだけしか考えていない。
そのような者が経済界に存在することは,その者が生きているというただそのことだけで,日本国の経済全体に対して重大かつ深刻な打撃を与えることになる。
それを是正することができる合法的な手段・方法は,(暗殺という方法が許されない以上)当該企業の大株主による株主権の行使による更迭を断行するという方法だけだ。
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[追記:2013年1月29日]
関連記事を追加する。
3次元プリンタの特許はどうなっている、国内企業に勝機はあるのか
Monoist: 2013年1月8日
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1301/08/news054.html
Patent Foresees Autonomous, 3D-Printing "Robotic Fabricator"
Science World Report: January 28, 2013
http://www.scienceworldreport.com/articles/4596/20130128/patent-foresees-autonomous-3dprinting-robotic-fabricator.htm
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