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2012年10月 7日 (日曜日)

濡れ衣?

下記の記事が出ている。

 三重の爆破予告もウイルス疑い=大阪と同じ第三者か-逮捕の2人相次ぎ釈放
 時事通信:2012年10月7日
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012100700066

 大阪市に殺人予告、第三者の疑い=ウイルス感染で脅迫文言-演出家、無実か
 時事通信:2012年10月7日
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012100700009

真相の解明が待たれる。

さて,ここまでは検察官や裁判官も理解可能な範囲内だろうと思う。

しかし,真の問題は,すでに思念コントロール兵器が存在するということだ。この兵器によって支配された者には自由意思などない。けれども,検察官や裁判官が理解するとは思われない。しかも,証拠が何も残らないので,弁護人(弁護士)としても手も足も出ない。かくして,思念を支配された被害者であるはずの者が加害者として処罰されることになる。

このような問題を考える場合のポイントは一つしかない。

それは,「人間は装置の一種である」と思うことができるかどうかに尽きる。

もちろん,宗教上の理由その他の理由により,そのように理解することそれ自体が許されないことはあるだろう。

しかし,事実は事実として認めざるを得ないし,そうしなければ問題を解決することができない。

[追記:2012年10月9日]

関連記事を追加する。

 予告メール、海外サーバー経由か 大阪府警が接続ルート捜査
 共同通信: 2012年10月8日
 http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100801001887.html

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(余談)

私がコンピュータ法(現在のサイバー法)の世界に首をつっこむことになった約30年前,すでにコンピュータウイルスは存在していたが,他人の電子計算機を完全の乗っ取るようなタイプのマルウェアがあるとは誰も考えていなかったし,誰も実現可能だとは思っていなかった。

だから,私がそのような未来を説明してみても,「それはSFだろ?」と笑われるのがせいぜいで,誰も信じてくれなかった。

結局,そのような経営者の無知または傲慢とエンジニアの自信過剰が現在の状況を生む結果となってしまったのだろうと思う。

「素人」の中には「専門家」よりも能力的にはるかに優れた人材がいくらでもいる。自分の能力をもってしては全力を尽くしても全く太刀打ちできない誰かが多数存在するのだ。そのような謙虚な気持ちをもってマネジメントを考えていれば,別の未来があったかもしれない。

現在,私は,電子計算機ではなく生体の脳を乗っ取ることが可能だと主張しているし,現実にそのための手段(サイバー兵器)が既に存在している。しかし,誰も信じない。

これでは30年前とまるで同じだ。

なぜ学習しようとしないのだろうか?

結局,世間の指導的立場にある人々が無能であり傲慢であり自信過剰でありながら,欲望にまみれ,その地位を捨てることが決してないので,こういうことになるのだろう。

こんな状態が続いていると,いつか社会が耐え切れなくなる。ある種の「浄化」を伴うような極めてシビアな政治的事態が発生することになるかもしれない。

かつてのような物理的な処刑を伴う革命でなくても,社会的な地位の喪失や追放を伴う大規模な政治的変化は,現実にあり得ることだと考えている。

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