« 雑誌デジタル化の手法 | トップページ | 遺伝子戦が既に開始? »

2012年10月26日 (金曜日)

重要インフラのコンピュータシステム等にはハッキング可能なバックドアがいっぱい

下記の記事が出ている。

 Backdoor in computer controls opens critical infrastructure to hackers
 ars technica: October 26, 2012
 http://arstechnica.com/security/2012/10/backdoor-in-computer-controls-opens-critical-infrastructure-to-hackers/

そのメカニズムについては,必要のある部署に対して既に説明してある。

人間の先入観のようなものを利用した手口であり,かつ,証拠を残さないようにすることが可能な手口なので非常に厄介だ。しかも,その解決のためにはかなり厳しい問題を乗り越えなければならないことになるかもしれない。

あとは,政策決定者の決断次第だ。

ただし,ひとくちに情報セキュリティ専門家といっても様々なタイプの者がある。その中で,知名度や経歴等とは全く無関係に,本当は並の能力しかない者に任せていると,やはり失敗することになる。

一般に,考える能力と実行する能力とは,基本的に異なる能力だ。それらが同時に共存している真に天才的な者も全くいないではないが,普通の者はそうではないという謙虚な気持ちをもつことが大事だと思う。

そして,異なる能力を持つ者を集め,共同作業でことにあたらなければ必ず失敗する。


[このブログ内の関連記事]

 Schneider Electricが中国からサイバー攻撃を受け,電力網に関する機密文書を奪われたことを認める-カナダ,アメリカ及びスペインの電力網に対してサイバー攻撃が実行され得る
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/schneider-elect.html

|

« 雑誌デジタル化の手法 | トップページ | 遺伝子戦が既に開始? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 雑誌デジタル化の手法 | トップページ | 遺伝子戦が既に開始? »