自前の太陽光発電(自家発電)を導入する企業が増えているらしい
下記の記事が出ている。
20 biggest corporate investors in on-site solar technology
ZDNet: September 13, 2012
http://www.zdnet.com/20-biggest-corporate-investors-in-on-site-solar-technology-7000004243/
集中的に大量の電力を発生させ,ごく少数の電力会社から集中管理的に供給する社会システムは過去のものとなりつつある。
経団連の会長は,特定のごく少数の電力会社の利益を図ることしか考えておらず,電力の利用者である製造業のことなど全く考えていないから,脱原発に絶対反対の姿勢を崩さない。単なる癒着の一種と思われる。だから,経団連の中からでさえ支持を得られなくなってきている。
時代の変化を感じ取るべきだ。
分散式に電力供給システムを構築し,電力の消費者が自ら電力を生産する社会システムのほうがよほど健全であり安全な社会だと言える。集中管理方式の社会システムでは,たとえば巨大地震,巨大津波,巨大噴火,巨大洪水といった自然災害があると,当該自然災害によって全く被害を受けていない製造業等の企業まで巻き添えを食って全く業務遂行ができない状態になりやすい。
自分に必要なものは自前で生産する時代が来た。
これによって,社会全体で「何が必要か?」が根本的に変化することになる。
これからは,とんでもなく危険な原発を製造して特定少数の企業だけが独占的に儲ける時代ではない。石油による発電でも同じだ。
そして,同様のことは,人間の生存のために必要な食料についても言える。
世界中の人々が,「なぜ同じようにハンバーガーを食べ,なぜ同じようにコーラを飲まなければならないのか?」という根本的な価値観のところで再考が求められているということを知らなければならない。
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