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2012年9月28日 (金曜日)

国連:バイオテロに対する対応策構築の必要性を強調

下記の記事が出ている。

 UN: 'More should be done' to prevent bio-terrorism
 BBC: 27 September 2012
 http://www.bbc.com/news/technology-19745045

とっくの昔に完全に手遅れなんじゃないだろうか?

というよりも,合意によって阻止することは無理だろうと思う。

ちなみに,コンピュータ装置を物理的に腐食させボロボロにしてしまう生体ウイルスとしての「コンピュータウイルス」という兵器も存在する。通常,「コンピュータウイルス」は電子的な存在であり生物ではないと定義されているが,その定義そのものが古くなってしまっていることになる。

近未来では,有機物で構成されるコンピュータが普通になるだろうから,ますますもって生体ウイルスとしての「コンピュータウイルス」が増えることになるだろう。

要するに,生物と非生物との間の障壁がどんどんなくなってきている。

この問題を統一的に考えるためには,遺伝子をもつ生命現象であるかどうかを完全に無視し,「物理現象」というレベルで一元的にとらえるしかない。

かくして,このタイプの問題は全てサイバーな問題の一部となる。

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