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2012年9月 9日 (日曜日)

データドリブン(データ駆動)の考えに基づく次世代データベースの開発

下記の記事が出ている。

 Tech's New Wave, Driven by Data
 New York Times: September 8, 2012
 http://www.nytimes.com/2012/09/09/technology/data-driven-discovery-is-techs-new-wave-unboxed.html

データ駆動型コンピューティングの考え方は随分古くからある。私は,基本的にはデータ駆動型でないと駄目だという主張の持ち主だったし,現在でもそうだ。

私の提案としては,「漢字」の普及が一番良いと思う。格納できる情報量が以上に多く,かつ,個々の漢字それ自体がエンジンになっている。

普通の学校で教えているような文法理論の大半は,実はインチキだ。

人間は「S+V+O」という形式で思考していない。「S+V+O」は,符号による記録生成のための規則の一つに過ぎない。つまり,思考した結果を一定の形式で記録するための規則なのであり,出力される前の思考それ自体ではない。

だから,そのようなインチキ文法理論に基づいて人工知能システムを構築しても,やはり人間に近似することはない。

以上のようなことを言うと,「じゃあどうやったらいいんですか?」と尋ねられることがある。私は,「自分で考えなさい」と答えるようにしている。

美味しいところをパクって自分の利益にしようとするだけの人には何も教えてやらない。

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