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2012年9月16日 (日曜日)

コンピュータプログラミングには生まれながらの才能が必要か?

下記の記事が出ている。

 Is it true that "not everyone can be a programmer"?
 ars technica: September 16, 2012
 http://arstechnica.com/information-technology/2012/09/is-it-true-that-not-everyone-can-be-a-programmer/

運動能力や芸術的能力について生まれながらの才能(遺伝的要素)があることを否定する者はないだろう。明らかに,生まれながらにして異なっている。

では,(芸術的能力以外の)知的能力についてはどうか?

私は,運動能力と全く変わらないと信じている。

運動能力にしても知的能力にしても,遺伝的に無理な者にその能力を発生させることは不可能なことであり,その意味で,教育や訓練は全く無意味だ。

教育において可能なことは,生まれながらにして才能のある者を発見し,その才能を育成・増大させることだけだ。

このように言っても別に何も悲観することはない。

自分には自分にしかない才能があると信じれば良いのだ。

そして,遺伝子による拘束を無視して,誰にでも才能があるという大嘘を唱えて自己満足させるような社会システムを否定すれば良い。

それぞれの能力は,どの場面でどのように活かされるかわからない。

凶暴な殺人者は,戦時においては頼もしい兵士となり,いずれは将軍となって支配者になることさえある。

「状況」という要素に従って有用性評価がなされるのであり,才能について「絶対値」はない。

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