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2012年9月21日 (金曜日)

映画『Man in Black』のシーンのように記憶を瞬時に消去する技術の開発

下記のとおり。

 The fear factor: Researchers discovery technique to erase newly formed memories
 Daily Mail: 20 September, 2012
 http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2206291/The-fear-factor-Researchers-discovery-technique-erase-short-newly-formed-memories.html

結局,人間の「思考」は「脳」というバイオコンピュータの作用の一部に過ぎないので,そのバイオコンピュータに対して電磁的または化学的な方法で干渉することが可能になれば,必ず他人の思考をコントロールすることができるようになる。

要するに,このような科学技術の存在を前提とする社会では,ヒトは,ゴキブリやナメクジなどをあまり変わらない動物の一種であらざるを得ない。

かくして,22世紀には「自由意思」の存在を信じる者など誰もいなくなってしまうことだろう。

全て単なる「反応」の複合体に過ぎない。

かくして,法学理論は根本的かつ全面的な再構築の時期を迎えた。

これまでの歴史の中でそのような方向性を徹底的に検討した例はある。それは,ナチス刑法だ。

ナチス刑法が駄目だと考えるのであれば,別の理論体系を最初から構築し始めるしかない。

そのような営みもまた「反応」の複合体に過ぎないのだが・・・

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