EU:CleanIT projectの機密文書がリークされたことにより,世界規模での通信傍受推進政策が明らかになったようだ
下記の記事が出ている。
Clean IT – Leak shows plans for large-scale, undemocratic surveillance of all communications
EDRI: 21 September, 2012
http://www.edri.org/cleanIT
世界の普通の国の憲法の中には,検閲の禁止など通信の秘密を守るための人権条項が存在する。しかし,現実には,国家が常に通信を検閲していることは,どの国でも公然の秘密となっている。要するに,建前と本音とは異なっている。
インターネットは,その建前と本音の間の障壁をとりはらってしまったのかもしれない。
なぜなら,傍受される側が傍受されていることを覚知するための手段が存在し得るからだ。
そしてまた,リークの速度と広がりが異常に凄い。かつては,リークしようとする者を見つけ出して暗殺してしまえばそれでおしまいになっていたのだろうと思う。不思議な事故死の例はいくらでもある。現在でも,特定の諸国では謎の事故死がある。しかし,普通の国では,暗殺される前に全情報をネット上に拡散することが可能になってしまっているので,暗殺する意味がなくなってしまったかもしれない。その代わり,生きたまま苛烈な報復を受けることはあり得る。
地球上には人間が多すぎる。
その多過ぎる人間が全て欲深いときている。
これではどうやっても問題を解決しようがない。
さて,Clean ITに対してどのように対処すべきだが,答えは簡単だ。
インターネットをやめることだ。
[追記:2012年9月24日]
関連記事を追加する。
Police to 'patrol' Facebook and Twitter for terrorists under EU plan
Telegraph: 21 September, 2012
http://www.telegraph.co.uk/technology/news/9557932/Police-to-patrol-Facebook-and-Twitter-for-terrorists-under-EU-plan.html
[追記:2012年9月27日]
関連記事を追加する。
Cleansing the Internet of Terrorism: Leaked EU Proposal Would Erode Civil Liberties
EFF: September 26, 2012
https://www.eff.org/deeplinks/2012/09/cleansing-internet-terrorism-leaked-eu-proposal-would-erode-civil-liberties
| 固定リンク
コメント