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2012年8月12日 (日曜日)

メガバンク解体論

下記の記事が出ている。

 ニューヨーク駐在編集委員・松浦肇 強まるメガバンク解体論
 産経ニュース: 2012.8.12
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120812/fnc12081203090000-n1.htm

当たり前と言えば当たり前のことであり常識の一部に属すると思うが,「情報の非対称性 (information asymmetry )」又は「非対称な情報(asymmetric information) 」という状況に起因するモラルハザード(具体例:インサイダー取引等)として一般に理解されていることの一種であり,ただ,金と権力によって強行されてしまったことが「やはり失敗だった」と認識されたというだけのことに過ぎない。金持ちと権力者には抵抗できない。

さて,上記の記事で引用されている「利益相反」もまた,ずいぶんと昔から言われていることで,利益相反を避けるための仕組みが日本の民法や商法(会社法)の中にもある。しかし,近年の商法(会社法)の改正事項の中には,実は「利益相反」を適法化するための「ごまかし条項」が含まれていた。反対論者も存在したのだが,政府(小泉政権等)によって押し切られてしまったし,企業会計の専門家達は表立って反対することはなかった。その社会的責任は極めて重いと思っている。

さて,法的な意味での「利益相反」がパブリッククラウドの中で必然的に生ずること,それは「規範の衝突」の一種であり得ることについては,このブログの中で何度もくどく述べてきたとおりだ。まだ賛同者はほとんどない。私見に賛同すると何か不利益があると考えているのかもしれない。

しかし,そう遠くない将来,私の見解が正しかったということが間違いなく証明されることになる(正確には,既に事故例がある。それをそのような事故例として認識できるかどうかは,観察者の賢さによって大きく左右される。)。

私見を批判してきた人々の社会的責任は,これまた極めて重い(←もっとも,そのように感ずることのできるだけのまともな感性が残っているかどうかについては,かなり疑問ではあるが・・・)。

そういうわけで,孤軍奮闘状態が続いている。しかし,孤独でも,私は「言うべきこと」を正直に言い続けようと思う。

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