中国:他国に対するサイバー戦(サイバー攻撃)に民兵を活用?
下記の記事が出ている。
中国軍、サイバー戦に民兵動員 漁民組織化、海上活動も
共同通信:2012年8月22日
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012082101001813.html
当然のことながら,物理攻撃や諜報活動には民間人(または退役軍人や自警団的な組織など)をもっと積極的に使っている。
そのような者は,民間人のような顔をして,既に日本国内に多数存在しているものと推定される。いざとなれば,物理攻撃その他のスパイ活動等を含め,中国人民解放軍を側面支援することになる(誤解のないように附言しておくと,全ての中国人がそうだという趣旨ではない。)。
ちなみに,Huawei(華為)の代表者及び主要な幹部は,人民解放軍の兵士または退役軍人だ。
なお,あくまでも一般論だが,こうした職業軍人ではないが軍人に順ずる武装化民兵等は,国家権力が強く,飯を食わせてくれている間は国家のために機能するが,国家体制が揺らぎ,飯を食わせてくれないようになると,たちまち武装化した反乱軍のようなものに衣替えしてしまうことがあるということは,古来数多くの歴史的事例が示すところだ。
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