水道施設で,塩素消毒が効かないクリプトスポリジウム類(原虫)が検出されたようだ
下記の記事が出ている。
塩素消毒が効かない原虫、県内の6水道施設で検出
信濃毎日新聞:2012年8月20日
http://www.shinmai.co.jp/news/20120817/KT120808FTI090036000.php
なぜこの原虫が水源に存在しているのかについては,現時点では不明とのことだ。あくまでも机上の仮説としては何通りか考えられる。
1:もともと存在していたが,これまで検出漏れとなっていた可能性。
2:野生動物が水道施設等の近くまでやってくるようになり,その糞便等から原虫が水源に入り込んだ。
3:生物兵器として某国のスパイ(エージェント)がばらまいた。
4:その他
あくまでも机上の仮説なので,どれとも断定しようがない。
いずれにしても,水道水の水源だけではなく,いわゆる「天然水」のペットボトル等の水源(井戸の場合を含む。)についても,念のため,検査を徹底すべきではないかと思う。
なお,クリプトスポリジウムが人間に寄生した場合の障害等については,下記のところに解説がある。
クリプトスポリジウム症
感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k05/k05_02/k05_02.html
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