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2012年8月30日 (木曜日)

米国:トヨタの米国関連法人のコンピュータシステムから重要な企業秘密を盗み出した容疑で,元システムメンテナンス会社の従業員が起訴されたようだ

下記の記事が出ている。

 Toyota accuses ex contractor of hacking, stealing trade secrets
 Help Net Security: August 29, 2012
 http://www.net-security.org/secworld.php?id=13500

 Fired Toyota coder trashes systems, steals data
 Register: 29 August, 2012
 http://www.theregister.co.uk/2012/08/29/toyota_disgruntled_contractor_hack/

あくまでも一般論だが,業務委託の場合に,実質的な監督をする能力がないと,何をされても全然わからないということが起きる。

パブリッククラウドサービスの利用が進むと,世界中が白痴化・無力化することになるので,その傾向がますます強まることになるだろう。

自分で努力しないで他人まかせにしていると,いつか乗っ取られて滅亡するか,食い物にされ続けるという例は,歴史上数え切れないほどある。

業務の本質的部分について,継続的または長期間にわたり業務委託をすることは危険だ。

他方,従業員(派遣従業員や業務委託先の従業員等を含む。)による犯行を防ぐ方法は,基本的にない。

私は,自分自身が被害者になっている例を含め,すでに多数の事例を集め終わった。非違行為の嵐としか言いようがないのだが,人間である以上,悪いことをする者があるのは当然のことであり,防ぎようがない。

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