自動車の排気ガスによる心拍異常などの症状に対して狭心症の薬剤が効果的だとの研究結果
世間ではタバコの害ばかりが注目されているが,最も甚大な被害を発生させているのが自動車の排気ガスであることは言うまでもない。そして,自動車のタイヤと道路の摩擦で生じる粉塵に含まれる有害物質の害も大きい。タバコばかり非難するのは,自動車の害を隠蔽しようとする隠れた目的があるのではないかと邪推したくなる。
それはさておき,自動車の排気ガス中には様々な健康上の障害を発生させる有害物質が含まれている。その中の一つである一酸化炭素には心拍異常を発生させる作用があるようなのだが,その治療等のために,どこにでもある普通の狭心症用の薬剤が効果的だとの研究成果が公表されたようだ。
下記の記事が出ている。
Carbon monoxide's damaging role in heart rhythm found
BBC: 6 August, 2012
http://www.bbc.co.uk/news/health-19093308
自動車の排気ガスの場合だけではなく,一酸化炭素中毒による様々な心臓疾患の中には,もしかすると応用可能なことがあり得るのではないだろうか?
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