Human Identification Based on Gait
Amazonに注文していた下記の書籍が届いたので,早速読んでみた。
Human Identification Based on Gait
Mark S. Nixon, Tieniu N. Tan, Rama Chellappa
Springer (November 29, 2005)
ISBN-13: 978-0387244242
2005年に出版された書籍なので,そこで示されている実例等は現在ではかなり古いものとなっている。現時点では,この分野の技術開発がかなり進んでおり,人間の動作記録のほとんど全てを識別情報化することが可能となっている。
人間の動作は,先天的な遺伝形質と後天的な獲得形質との複合体として発現するものだと考えられるので,学問的には非常に面白い領域を形成していると言える。
ところが,キャプチャ技術や解析技術等に関する専門論文は山ほどあるのに,体系的に記述した書物というものが意外と少ない。そこで,この書籍を注文してみたというわけだ。
読んでみて,現時点でも参考になる部分が多いと思った。
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