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2012年7月19日 (木曜日)

フィリピン:セブ島マンダウエ市警察が,インターネット上のバイアグラ及び媚薬販売業者を詐欺として摘発

下記の記事が出ている。

 Cyber crime division warns of fraudulent online sales
 Inquirer: July 18, 2012
 http://newsinfo.inquirer.net/230758/cyber-crime-division-warns-of-fraudulent-online-sales

同種の詐欺サイトや詐欺メールは,世界中にあふれている。日本でも米国でも同様だ。

ちなみに,数年前には偽バイアグアを本物と称して密売する事件が問題になった。コーティングのために有害なペンキ(塗料)が用いられていたので,本物と信じて購入・服用した者には何らかの健康被害が発生した可能性がある。しかし,恥ずかしくて名乗り出ることができないだろうし,犯人達に弁償の資力などないだろうから,結局,泣き寝入りということになる。

今後の予測としては,タバコや酒の課税が強化されると見込まれることから,酒やタバコの密造,密輸,密売が横行することになるだろう。その種の犯罪を仕切るヤクザ達が日本国で最も豊かな階層になる可能性が高い。推測だが,現在でも既に密輸されたタバコ等が大量に販売されている可能性がある。その中には,北朝鮮で偽造されたものが大量に含まれている可能性もある。北朝鮮は,外国の有名タバコの偽造に関しては世界最高レベルの技術力と出荷量を誇っている。

なお,下記のような記事も出ている。

 County sheriff's report: Drug, cybercrimes rise
 Daily Chronicle: July 18, 2012
 http://www.daily-chronicle.com/2012/07/17/county-sheriffs-report-drug-cybercrimes-rise/ayfrff4/

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