« 中小企業経営者の銀行アカウントがターゲットにされている | トップページ | NHKは受信契約を廃止させない? »

2012年7月19日 (木曜日)

各国の金メダル獲得数と経済の成長力には強い関連?

下記の記事が出ている。

 金メダル数、日本は11位? 韓国より順位低く ゴールドマン、経済分析手法で五輪予測
 産経ニュース: 2012.7.19
 http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120719/otr12071911230003-n1.htm

経済成長の指標として何を用いるかについて,従来の方法には根本的な問題があることは何度か述べてきたので繰り返さない。

仮にゴールドマンサックスの「理屈」が正しいとした場合,その理屈の「あてはめ」には大きな問題がある。

韓国の各種統計には「ごまかし」がある。現実には,とんでもない勢いで国家経済状態が悪化しつつあり,余力も蓄積も将来展望もファンダメンタルも何もない。増えすぎた人口を今後支えていくだけの経済力や社会資本は全くない。

一般に,「理屈」を考えるのは各人の自由だ。その理屈は正しいかもしれないし正しくないかもしれない。大事なことは,特定の理屈を関数としてとらえた場合,その関数の変数に値として入力されている「何か」が「事実」であるのか「誰かの評価結果に過ぎないもの(意見)」なのかを冷酷に見抜くことだろうと思う。そして,大概の場合,理屈それ自体の当否はともかくとして,演算処理のようにみえるものは単なる意見のロンダリングに近いものに過ぎない。

では,なぜゴールドマンサックスはこのような見解を明らかにしたのだろうか?

考えられる一つの仮説としては,崩壊寸前の韓国株をどうにか維持しようという努力の一つなのではないかということだ。要するに,宣伝工作の一種に過ぎないし,健全な市場形成に悪影響を及ぼすものであることは言うまでもない。どこかの韓国系有名広告代理店か何かがしかけた「やらせ」のようなものかもしれない。

誤解のないように附言しておくと,私はオリンピックの金メダル獲得数にはほとんど興味がない。もちろん,勝負である以上は負けるよりは勝つほうがよいに決まっているし,日本人の選手やチームが勝利することは日本国民の一人として素直に嬉しい。しかし,別に金メダルの獲得総数が多くても少なくても,そういうことには全く興味がないし,経済に与える影響が大きいとも思っていない。せいぜい,関連ジャーナリズムの広告収入の額が変動する程度のものだろう。要するに,「金メダルの獲得総数が多いとか少ないとかによって収入が大きく変動し得る産業カテゴリは何なのか」を冷酷に考えてみれば,一体どういうことなのかを冷静に推測することは可能だろう。

私は,「経済効果」なる概念を信じない。それは,単なる「扇動」の一種に過ぎないものなのであり,冷静に考えれば消費者保護の考え方と根本的な部分で矛盾する要素を多々含むものだということができる。

ちなみに,下記のような記事も出ている。

 UPDATE2: 米ゴールドマンの第2四半期は12%減益、投融資部門が不振
 REUTERS: 2012年7月18日
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT819505520120717

|

« 中小企業経営者の銀行アカウントがターゲットにされている | トップページ | NHKは受信契約を廃止させない? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 中小企業経営者の銀行アカウントがターゲットにされている | トップページ | NHKは受信契約を廃止させない? »