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2012年6月22日 (金曜日)

米国:クレジットカード情報を入手し悪用した犯罪グループのリーダーShaheed Bilal(29)に対し,拘禁刑の判決

下記の記事が出ている。

 Leader of Apple iScam gets up to 9 years in prison
 REUTERS: June 22, 2012
 http://in.reuters.com/article/2012/06/21/apple-crimering-idINL1E8HLB9T20120621

宣告された刑は,4年半~9年の不定期刑としての拘禁刑のようだ。

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(余談)

米国の拘禁刑について,マスコミではしばしば「禁固刑」という表現を用いる。しかし,米国には「禁固刑」は存在せず,日本と法制が異なるので,「拘禁刑」とするのが正しい。「禁固刑」と表現すると,ほかに「懲役刑」が存在するのではないかという誤解を招く危険性があるので,米国の刑事裁判については「禁固刑」を用いないほうが良い。米国には日本と同様の意味での「懲役刑」は存在しない。

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