3次元プリンタを用いて,移殖手術用の下顎の正確な複製品の製造に成功したようだ
下記の記事が出ている。
Transplant jaw made by 3D printer claimed as first
BBC: 6 February 2012
http://www.bbc.co.uk/news/technology-16907104
今後,技術が進歩すれば,どのような立体物の複製も製造可能になるのではないかと思われる。
この立体物には無機物だけではなく,有機物(生物を含む。)も含まれることになるかもしれない。毛細血管の複製には既に成功している。
未来のクローン技術が意外なところから急展開してしまう可能性がある。
法律家としては,3次元印刷のための情報を含め,生体に関する情報について「デジタル情報化されない権利」を確立することが急務と思われる。
[このブログ内の関連記事]
3次元プリンタを用いて微細な人工血管の製造に成功
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-b9fa.html
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