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2012年2月23日 (木曜日)

EU:ACTAが基本的人権(表現の自由)の侵害になるかどうかを欧州最高裁が判断へ

下記の記事が出ている。

 Acta: EU court to rule on anti-piracy agreement
 BBC: 22 February 2012
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-17125469

 EU suspends ACTA copyright treaty ratification
 msnbc: February 22, 2012
 http://today.msnbc.msn.com/id/46479956/ns/technology_and_science-tech_and_gadgets/

誰が考え出したのか知らないが,ACTAのスキームそれ自体が根本から間違っており人権侵害行為そのものなので,世界中で厳しく批判されるのは当然の結果だと思う。いまや日本,米国及び英国の政府を除いては,ブーイングをしない国は存在しないと言ってよい。

私は,著作権を侵害してもよいと言っているのではない。私自身も著作者の一人だ。

しかし,著作権という単なる財産権の一種を守るために基本的人権の一種である精神的自由権を好きなだけ侵害しても構わないという理屈は成立しないと思っている。

児童ポルノ規制のためのフィルタリング及びモニタリング技術を,特定の利益団体の権利確保のために無限定に応用しようとする動きに対しては,最大限の警戒心をもって臨むべきだろう。ごく少数の特定の種類の利益団体の金銭的利益の確保のために,非常に多数の人々の基本的人権が踏みにじられてはならない。

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