米軍の偵察用ロボット兵器(ドローン)
ヘリコプター型やイルカ型ロボットなど,次々と開発されているようだ。下記の記事が出ている。
US Army unveils 1.8 gigapixel camera helicopter drone
BBC: 29 December 2011
http://www.bbc.co.uk/news/technology-16358851
今後の動向としては,非常に小型のロボット(ドローン)の開発が進められることになるだろう。
[追記:2012年2月20日]
関連記事を追加する。
進化する無人機 世界最大100m超の“青い悪魔”も
産経ニュース: 2012.2.20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120220/amr12022009440001-n1.htm
Huge US command-&-control airship gets quantum optics
Register: 22 November 2011
http://www.theregister.co.uk/2011/11/22/blue_devil_big_safari_adaptive_optics_tech/page2.html
All-Seeing Blimp Could Be Afghanistan’s Biggest Brain
Wired: January 18, 2012
http://www.wired.com/dangerroom/2011/01/all-seeing-blimp/
Look: Giant Spy Blimp Dwarfs an 18-Wheeler
Wired: October 7, 2012
http://www.wired.com/dangerroom/2011/10/giant-blimp-dwarfs-truck/
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コメント
丸山さん
ご存知のとおり,日本でも各種ロボット兵器やサイバー兵器が大量に開発され海外に輸出されています。武器輸出三原則などとっくの昔に陰も形もなくなってます。政治家になるためには嘘つきの才能がないと駄目ですね。私には到底無理です。
そうやって輸出されたロボットやサイバー兵器などが悪用されたりしている実例は存在すると確信しています。もちろん,某国のスパイによって,その機密情報のほとんど全てが既に奪われてしまっています。きっとその情報をもとにして,より優れたロボットやサイバー兵器が開発されることになるでしょう。
いつまでもエンドレスです。
人類に未来はありません。
今のうちに楽しむべきことを楽しんでおいたほうが良いです。
投稿: 夏井高人 | 2012年1月 5日 (木曜日) 17時16分
=====
問題は,軍が完全にコントロール可能かどうかに尽きると思います。
=====
なるほどです。
よく考えてみると、軍(人間)がコントロールできるものってむしろ少ないようにおもえますね。
(コップにたらしたインクをコントロールすることもできない)
そうおもうと、将来は暗いですね。。。
投稿: 丸山満彦 | 2012年1月 3日 (火曜日) 10時31分
丸山さん
コメントありがとうございます。
軍隊の発想というものは民間とはかなり違っています。ある最先端技術が存在している場合,その技術を仮想敵国が応用・導入し運用可能にしてしまう前に自分のほうが先に運用可能な状態にしようとするベクトルが常に存在します。だから,兵器開発が終わることはないし,どんな技術でも軍用に転用されてしまうということになります。
問題は,軍が完全にコントロール可能かどうかに尽きると思います。
生物化学兵器としてのウイルスにしても,コンピュータウイルスにしても,コントロール可能な範囲をとっくの昔に越えてしまっているように思います。
生物化学兵器としての遺伝子組換生物にしても,ロボットにしても,これまたコントロールできない事態が十分にあり得ます。
更に,電子的な兵器は,常にハックされる可能性があり,敵国の兵器として利用されてしまうことが十分にあり得ます。
それに,作っているのは普通の人(エンジニア)なので,当然,バグもある。
こうやって人類は自滅することになるんでしょうね。地獄さながらの悲惨な未来しか見えません。
投稿: 夏井高人 | 2012年1月 2日 (月曜日) 19時38分
生物の機能や形状を参考にして、シミュレーションを繰り返しながら最適解を求めるようにロボットが作られると、すばらしいロボットができるかもしれない。重要なことは、
・何の目的のための機械をつくるのか
・必要な機能を実装した時に起こるネガティブな事項はなにか
・それを防止するために必要なことはなにか
すべての技術は使い方しだい。
ロボット技術を発展させるためには、人のそういう面も同時に発展しなければならないのでしょうね。
投稿: 丸山満彦 | 2012年1月 2日 (月曜日) 17時45分