« 2012年にはQRコードを介して感染するマルウェアが増加するとの指摘 | トップページ | 約500万人のAndroidスマートフォンが悪質なマルウェアに感染している可能性があるとの指摘 »

2012年1月28日 (土曜日)

サイバー犯罪捜査(デジタルフォレンジックス)が情報セキュリティ上の重大なリスクとなっているとの指摘

下記の記事が出ている。

 Security Careers: A Closer Look At Digital Investigations
 dark READING: January 26, 2012
 http://www.darkreading.com/security/attacks-breaches/232500597/security-careers-a-closer-look-at-digital-investigations.html

捜索・差押令状に基づく犯罪捜査の場合,抵抗することができない。抵抗すれば,公務執行妨害罪で現行犯逮捕されることもあり得る。

最も簡単なモデルとしては,つまらない犯罪の捜査のためにサーバ全部が押収され,そのサーバ上のデータがくまなく調べられるということが(少なくとも机上の想定としては)十分にあり得る。このような捜査は,リモートでなされることもあるし,また,サーバの運用を担当するエンジニアがサーバを操作するように強制されることもあり得る(記録命令付き差押命令)。

最善の防衛策は,デジタル化をやめることであり,重要な情報をデジタル化してサーバに記録することをやめることに尽きるだろうと思う。

|

« 2012年にはQRコードを介して感染するマルウェアが増加するとの指摘 | トップページ | 約500万人のAndroidスマートフォンが悪質なマルウェアに感染している可能性があるとの指摘 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2012年にはQRコードを介して感染するマルウェアが増加するとの指摘 | トップページ | 約500万人のAndroidスマートフォンが悪質なマルウェアに感染している可能性があるとの指摘 »