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2012年1月 3日 (火曜日)

英国:2011年には音楽CDアルバムの売り上げが更に減少し,ネット上のダウンロードが増加

下記の記事が出ている。

 UK album sales fell in 2011 but digital downloads rose
 BBC: 2 January 2012
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-16382648

冷静に考えてみると,「アルバム」なるものは非常に奇妙な商品だと思う。要するに,「抱き合わせ商法」の一種に過ぎない。何故に公正取引委員会が全く問題にしないのか,いつも不思議に思ってきた。同じことは,正月の「福袋」でも言えることだ。日本では,公正取引委員会はほとんど有名無実の存在と言っても過言ではない。

さて,一般に,特定のアーチストのファンではない一般消費者は,個々の楽曲またはその断片を愛していることが普通であり,アルバムそのものとして全曲を愛するのは特定のアーチストのファンだけなのではないかと思われる。

どんなに優れたアーチストであっても自分のコンセプトや哲学を他人に押し付けることはできない。有名なベートーベンの第5交響曲にしても,冒頭の有名な「ジャジャジャジャーン」の部分しか知らない人が多いだろうし,この曲のことを全く知らない人は更に多いだろうと推定される。天才ベートーベンの傑作でさえそうなのだから,まして凡庸なアーチストが威張って自分の主張を他人に押し付ける権利などあろうはずがない。

簡単に言えば,どんな作品であっても,それを好きだと思う人が自分の好むように好めばよいのであって,それ以上でもそれ以下でもない。

なお,誤解のないように附言しておくと,私個人としては,音楽作品の完全性を追求したいので,断片だけを集めたオムニバスのようなアルバムを好まない。良くても悪くても,完全なセットである音楽標本として,かなり多数のLPやCDのコレクションを続けてきた。

[追記:2013年2月7日]

関連記事を追加する。

 Digital-only music grows in wake of HMV failure
 Telegraph: 7 February, 2013
 http://www.telegraph.co.uk/technology/news/9854919/Digital-only-music-grows-in-wake-of-HMV-failure.html

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