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2011年12月17日 (土曜日)

ネットバンクでの被害多発を受け,不正アクセス禁止法を改正する動き

下記の記事が出ている。

 ネットバンク被害受け法改正へ
 NHK: 2011年12月17日
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111217/t10014710611000.html

 不正送金先の口座、9割が中国人名義
 TBS: 2011年12月15日
 http://www.youtube.com/watch?v=pc95Zj3S80Y

 ネットバンキング不正送金が多発、ウイルスでID・パスワード取得
 Internet Watch: 2011年12月15日
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111215_498996.html

現在,認証情報の不正取得の処罰法令としては,クレジットカード情報の違法取得を処罰する割賦販売法などがある。

しかし,一般法令として機密情報や認証情報等の無権限取得を禁止する法令はない。

機密情報への無権限アクセスを一般的に禁止することについては,マスコミなどから反対が多い。「マスコミは取材のためならどんな違法行為をしても良い」と考えているのかどうかは知らないが,「何でもかんでも反対」というのでは誰も賛同してくれないのではないかと思う。

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