Marriott Internationalなどでホテル内の無線LANサービスを提供しているiBahnが中国からと推定されるサイバー攻撃を受け,ビジネス目的で滞在した宿泊者が送受信した電子メールなどの機密の情報が奪われたらしい
下記の記事が出ている。
China-based hacking of 760 companies an 'undeclared cyber cold war'
Sydney Morning Herald: December 15, 2011
http://www.smh.com.au/it-pro/security-it/chinabased-hacking-of-760-companies-an-undeclared-cyber-cold-war-20111215-1ovoq.html
この記事では,「ハッキングしたほうが開発するよりも安上がりだから」と書いてある。たぶん,そうだろうと思う。
この記事に出てくる例だけではなく,ホテル内のインターネットサービスがハックされている可能性は,日本でも海外でも比較的高いのではないかというのがこれまでの実体験に基づく率直な感想だ。少なくとも,中国内のホテルでは,100パーセント確実に全ての送受信が中国公安当局等によってモニタされている。
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