サイバー内戦(サイバーレジスタンス)に関する論文
下記の論文が公開されていた。
Understanding Cyber Warfare. From Cyber Warfare to Cyber Resistance
by Rachael M. Rudolph
Center ofr Research on Globalization: November 28, 2011
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=27903
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(余談)
サイバー内戦が理論的に可能であり現実に存在していることからすると,サイバー私戦も可能であるし現実に存在していると推定されることになる。
このことから,「戦争」の概念に関して「主権国家対主権国家」という枠組みだけでものごとを理解することがいかに愚劣な発想であるかを理解することができる。
この文脈では,従来の国際法の基本理論はほとんど役に立たない。もちろん,主権国家と主権国家間での条約その他の国家間合意による問題解決は期待できない。
既に主権国家だけが主役ではない世界になっている。
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