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2011年11月24日 (木曜日)

やはり「サイバー法ブログ」は有害サイトとして扱われていた

依頼を受け,ある高校に出張講義に行ってきた。

当然のことだが,受講した学生はみな若い。将来楽しみな学生がいっぱいいて,楽しく出張講義を終えることができた。

ただし,1点だけ指摘しておきたいことがある。これは,その高校に責任のあることではない。その高校から委託を受けて有害サイトブロッキング処理を担当している事業者に問題のある事例だ。

何と,「サイバー法ブログ」が有害サイトとしてブロックされていたのだ。その高校から「サイバー法ブログ」にアクセスすることができない。

「こうなるだろう」ということは有害サイトブロッキングが始まったころに述べていたことだし,きっとそうなるだろうと思っていた。しかし,知人等の大多数は,「そんなことあり得ない」と笑っていた。

けれども,現実に存在することを自分の眼で確認することができ,私見の正しさを証明できたことは,非常に大きな収穫だったと言える。

明らかに,有害サイトブロッキングは,それ自体として「有害」な制度だ。

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(余談)

出張講義では,事前課題を出しておいた。

だいたいよくできていたので安心した。

しかし,1問だけできの悪い問題があった。それは「スマート(smart)」の意味を問うものだった。

普通の英和辞典には書いていない。

ITの世界で,スマートとはワイヤレス(無線)と同じ意味で用いられている。ワイヤレスである限り,格好が悪くても,多機能でなくても,「スマート」なのだ。「スマートメディア」という場合にそれに該当する実例が多々ある。

企業や政府機関やマスコミ等で,その意味をよく考えないで安易に「スマート」を用いることが見受けられるが,非常に恥ずかしいことだと思う。

多機能でなくても無線通話機能のある小型PCであれば「スマートフォン」の一種であるはずなので,「多機能携帯電話」という日本語をもって「スマートフォン」の訳語としてあてるのはやめにしたほうが良い。

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