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2011年9月10日 (土曜日)

米国:サイバー犯罪に対する処罰強化を模索

下記の記事が出ている。

 White House Seeks Tougher Penalties for Hacking, Cyber-Crime
 eWeek: 2011-09-09
 http://www.eweek.com/c/a/Security/White-House-Seeks-Tougher-Penalties-for-Hacking-CyberCrime-500717/

米国は連邦制国家なので,米国のサイバー刑法を理解するためには,連邦法のみならず50州の州法全てを理解しなければならず,加えて,判例法も理解しなければならない。

なかなか大変なことではあるけれども,しっかりとモデル化をすることができれば,そんなに難しいことではない。

さて,サイバー犯罪との関係では,連邦法の中で最も重要なのは連邦刑法1030条だ。

この1030条は,ブッシュ政権のときにも改正により強化されているのだが,最近のサイバー犯罪の多様化や重大性を考えると,刑罰が軽すぎるということになるのだろう。

今後の動向を注視したい。

なお,日本法はどうかと言えば,先ごろの刑法一部改正により欧州のサイバー犯罪条約への批准を更に一歩進めることができるところまできた。しかし,全体像をながめてみると,かなり不十分なところがある。

まだまだやらなければならない仕事がいっぱいあるようだ。

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