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2011年9月16日 (金曜日)

奈良県十津川村付近でマグニチュード4.6の大きな地震が発生

下記のとおり。

 平成23年09月16日07時18分 気象庁発表
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/20110916071816491-160715.html

地上部の震度は3とされているが,地震の規模としては無視できないレベルと思われる。

和歌山県~奈良県~三重県周辺は,本年3月以降,大小様々な地震が頻発しており,場所によっては地殻がぼろぼろになりつつある可能性を否定できない。

今後,豪雨や大きな地震が発生した場合,通常予想されているよりも大きな被害(深層崩壊による大規模土砂崩れなど)が発生する可能性を否定できないので,厳重な対策を要する。

[追記:2011年9月16日 8:51]

USGSではマグニチュード4.6と判定しているので,タイトルを修正した。一般に,気象庁の発表では地震の規模が過小に評価される傾向がある。

 Magnitude 4.6 - NEAR S. COAST OF WESTERN HONSHU, JAPAN
 2011 September 15 22:15:07 UTC
 http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/recenteqsww/Quakes/usc0005vkb.php

************************************

(余談)

「深層崩壊」の存在については,台湾での大規模土砂崩れの事例によって初めて認識されるに至ったとされている(←この分野の専門家ではないので,間違っているかもしれない。)。

台湾は,大きな地震が多発する国として世界的に有名だ。最近でも,かなり大きな地震が連続して起きている。

深層崩壊と地震との関係を結びつけて調査する必要があるのではないだろう?

地上部の震度がそんなに大きくなくても,地表に近い部分の地殻の破壊が繰り返し蓄積されると,全体としてみるとかなり大きな破砕が生じてしまっているということが十分にあり得ると思われる。

 

[このブログ内の関連記事]

 和歌山の地震をどう考えるか
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-faf2.html

 和歌山県北部でまた比較的大きな地震
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-b30f.html

 京都で地震
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-d340.html

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