米国:突然の東海岸大地震の結果,権威ある地震学者らが自信喪失
日本と変わらないようだ。下記の記事が出ている。
Earthquake Prediction Still Stymies Scientists
abc: September 4, 2011
http://abcnews.go.com/Technology/wireStory?id=14447015
これまで大威張りだった米国の学者でさえ自信喪失し,茫然自失状態になってしまっているようだ。米国でも,地磁気や動物の異常行動に着目する方向に動くらしい。
だから,日本の地震学者もがっかりすることはない。
暗記しやすくて計算処理に向いている単調理論にしがみついてきたことが最大の失敗の原因だ。
理論が全部間違ってしまっているという前提にたち,素直に事実と向き合えば,自ずと新しい方向性が見えてくるだろう。
大事なことは,従来の理論ではうまく説明できない部分を「誤差」や「エラー」と決めつけるような低レベルの脳をもたないということが重要だ。自分をごまかす最大の原因となる。
そして,(ノーベル賞などの受賞歴だけではなく,学位にしても地位にしても)全ての「権威」を一切存在しないものとして無視すべきであるということに尽きる。「権威」は誰かの「主観的評価」に過ぎず,「科学」や「哲学」そのものではない。「権威」を楽しみ,「過去の栄光」を威張り合うのは,リタイアした老人らの老後の楽しみのためだけにとっておくべきだ。
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