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2011年9月30日 (金曜日)

わいせつDVD工場が摘発され大量のDVDが押収されたようだ

下記の記事が出ている。

 わいせつDVD5万枚押収 店とダビング工場を一斉摘発 警視庁
 産経ニュース: 2011.9.30
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110930/crm11093012260010-n1.htm

この記事によれば,本年6月の刑法一部改正により電磁的記録の場合でも処罰されることが明記されることになったことから,警察が摘発に力を入れているとのことだ。

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(余談)

「わいせつ」それ自体が「悪」かと問われれば,「善である」と答えるしかない。

もし「悪」であるとすれば,人類が生殖活動を営むことも「悪」であることになり,人類の生存それ自体が「悪」であることになるだろう。

そのため,諸外国では,「わいせつ」それ自体を「違法」とするのではなく,わいせつ物やわいせつ情報をいかに管理するかというかたちでの法規制が主流となっている(←ただし,うまくいっているかどうかは別問題。)。

現実には,日本でわいせつ物の取締りが強化されようとどうであろうとそんなこととは一切関係なく,インターネット上ではいくらでも裸体画像等を入手することができる。性器等が露骨に表現されているというだけではむしろ古典的になってしまっているかもしれない。現時点では,「内蔵(臓器)の描写」としか表現できないものが多数あり,果たしてこんなもので性欲を刺激されるものかどうか疑問に思うことがしばしばある。

日本国憲法を改正して,検閲を合法化し,通信の秘密を無効化するのでない限り,そのようなインターネット上のコンテンツへのアクセスを確実に遮断・規制する方法はない。

この調子で行くと,未来社会では,通常は人間の体内に格納されている臓器や骨格などを描写するようなものが主流になるかもしれない。そこまでいくと,外形的にも「わいせつ」とは言えないことになりそうだが,冷静に考えてみると,そのようなものの社会的害悪にはよりひどいものがあり得る。特に,被写体となった者が殺害されてしまう場合にはそうだろうと思う。

「わいせつ」に対する考え方には様々な立場があり得る。

しかし,「人間は動物の一種だ」という当たり前のことに目を向けないような理屈は間違っているだろうと思う。そして,規制があるからこそ,上記記事に出てくるようなDVD業者が成立し得るということは明らかだと思われる(=規制が一切なくなれば希少性が失われることになるので,経済財として成立しなくなる。現代では,情報伝達技術や印刷技術を普通の国民が保有しているので,かつてのように印刷技術を独占していた出版業界がボトルネックを意図的に構築して商業的利益を得ることが難しくなってしまっている。)。

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