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2011年9月 4日 (日曜日)

米国:大量殺人を奨励する内容の歌をインターネットラジオ局から送信した44歳の男が,電子計算機技術の違法使用及び電話の違法使用罪の容疑で逮捕

下記の記事が出ている。

 Megadeth Song Used in Internet Radio Terror Threat
 Hollywood Reporter: September 2, 2011
 http://www.hollywoodreporter.com/news/megadeth-song-used-internet-radio-230882

おそらく憲法訴訟になるだろうと思う。

そこでは,「大量殺人を奨励すること」が表現の自由に含まれるかどうかが争点になる。

なぜなら,普通の内容のインターネットラジオ番組送信だけだったならば,誰も問題にしなかっただろうと思われるからだ。表現の内容だけが問題となっている。

世界各国の軍歌の中には「敵兵を皆殺しにしよう」という趣旨の内容を含むものが普通なので,およそ大量殺人の奨励を内容とする歌は言論の自由や表現の自由に含まれないのだとすれば,そのような軍歌等も禁止されるべきことになる。

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