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2011年9月 8日 (木曜日)

日本列島の地震-過去30日間の状況

例によってHi-netで調べてみた。

 Hi-net
 http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/

私の意見はいろいろ書いてきたので,繰り返さない。

ところで,復興のために税金云々が議論されている。

そのこと自体に異論をはさむ趣旨ではないが,国民としては,次のことを理解しておかなければならない。すなわち,

1) 国民全員が地震等で被災し,一律1000万円の損失を生じたと仮定する。

2) この被災によるリカバリーのためには,一律1000万円を要すると仮定する。

3) この1000万円をすべて税金(人頭税)でまかなうとすれば,国民一人について1000万円+α(+α分は諸経費部分)の金額が課税されることになる。

4) その税金から1000万円が支出されると,名目的には1000万円の損失がリカバーされたことになるが,別のところで1000万円+αが課税されているので,少し損をしたことになる。

この例から理解できるように,日本国全体が被災した場合には,国の支援を期待することができない。

自力で復興するしかない。

過去何千年もの歴史の中で,人類はそうやって立ち直ってきた。

[このブログ内の関連記事]

 救済と無救済との限界点
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-d81e.html

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