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2011年9月15日 (木曜日)

シンガポール:1980年~1993年に生まれた男性のモバイル利用者はサイバー犯罪の被害者になりやすい?

下記の記事が出ている。

 Singapore "Millennial" male typical cybercrime victim
 ZDNet Asia: September 14, 2011
 http://www.zdnetasia.com/singapore-millennial-male-typical-cybercrime-victim-62302075.htm

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(余談)

日本とシンガポールとでは国情や文化などが異なるので単純比較はできない。

日本の場合,「最新のデバイスを持っていないと時流に遅れるから」という名目的な意識でスマートフォンを購入しながら,実際にはゲームマシンとしてのみ利用しているようなタイプの人では,比較的攻撃を受けやすいのではないかと思うことがある。ただし,調べたことはないので,確実ではない。

問題があるのは,むしろタブレット型PCかもしれない。

例えば,電車の中でタブレット型PCを操作し,商品である不動産の図面をチェックしたり,契約書や設計図面等をチェックしたりしている人をみかけることがしばしばある。

しかし,もしその背後にライバル会社の人間がいたらどういうことが起きる可能性があるのか理解しているのだろうか?

異なる業種の人や素人には特に重要とは思われない「単なる画面上の映像」であっても,同業者や専門家がちらりと見れば重要な企業秘密やそのヒントを直ちに奪い取ることが可能な場合がある。

これは,ソーシャルエンジニアリングの一種として理解することができるだろう。

賢明な経営者は,そこらへんの問題を正しく理解し,従業員を厳しく指導することが必要なのではないかと思われる。

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