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2011年8月12日 (金曜日)

中国:中国製の高速鉄道車両は欠陥品

下記の記事が出ている。

 車両回収・修理対象は54編成 パンタグラフや警報装置に異常
 産経ニュース: 2011.8.12
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110812/chn11081214380005-n1.htm

1編成の車両数がわからないので実際の車両数もわからないが,仮に10両編成だとすれば,何と540台をリコールということになる。

本当は,程度の軽い欠陥のある車両はこのまま走らせ,どうにもならないものだけ修理または交換した上で,順次欠陥の少ない車両と交換するということなのだろう。

推定では,すべての車両に何らかの欠陥がある。

さて,中国では,高速鉄道車両を自国独自開発のものだと主張し,世界各国に特許申請をしている。

おそらく,申請中の特許のクレーム(特許請求項)の中にも欠陥がある。

しかし,その欠陥を見つけ出すことは,中国の弁理士等には不可能なことだろうと思っている。

このように特許のクレームそれ自体の中に欠陥が含まれていても,特許審査官が事故調査の専門家である可能性はゼロなので,特許として認められてしまう可能性はある。

この場合,特許を申請した者について,特許技術を実施した結果発生した損害についての賠償責任があるのではないかというのが私見だが,加えて,特許審査官にも法的責任(共同不法行為責任)があるのではないかと思っている。

だから,完全な万能人間でない限り,特許審査官になるべきではない。

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