放射能に汚染された汚泥等の保管場所の問題
下記の記事が出ている。
汚染汚泥もたまる一方 引き受け先めど立たず
産経ニュース: 2011.8.13
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110813/dst11081321540032-n1.htm
保管場所は決まっていると思う。
まず第一に,発生源である東京電力の敷地や建物内に保管する。
次に,原発を保有する他の電力会社の敷地や建物内に保管する。
そして,原発を推進してきた者(関連会社役員や超有名大学の著名教授や官僚等だけではなく,原発推進記事を書いてきた新聞記者,評論家やタレントを含む。)の敷地や建物内に保管する。
これ以外にないと思う。
推進してきたのだから,これくらいの責任は当然持つべきだろう。
「低レベルだから大丈夫だ」と国がお墨付きを与えているわけだし,健康上は問題ないだろう。もし問題があるというのなら,国はその点をちゃんと明確にしなければならない。そして,もし問題があるというのであれば,私は,上記の見解をすべて撤回する。
ちなみに,法的にはどうなるかというと,排出源である東電が,その費用で全ての放射性物質を回収し,最終処分場で処理すべき法的義務がある。東電は,会長と社長を含め,全員で額に汗して,汚染された汚泥などの運搬作業にあたるべきだろう。退職した役員等もまた同じ。
[追記:2013年8月19日]
関連記事を追加する。
行き場を失う、横浜市の放射能汚染焼却灰
東洋経済Online: 2013年8月18日
http://toyokeizai.net/articles/-/17656
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