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2011年8月15日 (月曜日)

政府は,最終処分場に関して,嘘を言うのをやめるべきだ

日本国内に放射性廃棄物の最終処分場を引き受けるところなどあるはずがない。

だれが考えても結論は一つしかない。

原発それ自体を最終処分場とすることだ。

原発施設を廃棄するときは,その場所に半径数キロ,高さ300メートルくらいの人工的な山を築いて全てを埋めてしまい,その周囲半径10キロ~20キロ程度の区域を20年~30年程度(MOX燃料やプルトニウム関連施設の場合には10万年以上)の期間,立入禁止区域として,完全武装した自衛隊により封鎖し続ける必要がある。

これ以外に方法はない。

なお,原子力燃料だけであれば,海外に最終処分場を求める考え方はあり得る。しかし,かなり望み薄だし,問題がある。例えば,中国は,お金をばらまいてモンゴルの地を最終処分場にすることだろう。モンゴルの人民が「騙された」と気づいたときには「あとの祭り」だ。もしそれがうまくいかなければ,ゴビ砂漠となる。そして,そこから漏れ出る放射性物質が黄砂となり,ジェット気流に乗って半永久的に北半球を汚染し続ける。日本がどこか外国に最終処分場を求めることができるかどうかはわからないが,相当疑問だ。

問題は,原子力燃料よりも,汚染された瓦礫や汚泥などだ。その分量ははんぱなものではない。瓦礫や汚泥等を積み上げただけでも立派な山ができてしまうだろう。海外で,そんなに大量の汚染物質を引き受けてくれるところなど絶対にないし,日本国内にもない(もし「ある」というのであれば,例えば,「東京都千代田区内幸町*丁目*番*号」といった具合に,具体的な地番を示して,その場所を教えて欲しい。確認した上で,間違いないと判断できたならば,上記の私見はいつでも撤回する。)。

だから,最終的には原発依存を決めた自治体に「自己責任」ということで引き受けさせるしかないということになる。

 

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 福島原発は最終処分場だった
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9e4b.html

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