中国:高速鉄道が満席状態との報道
下記の記事が出ている。
「速さは魅力」満席状態も株急落、事業停滞は確実
産経ニュース: 2011.8.1
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110801/chn11080110510008-n1.htm
鉄道省が動員をかけて無理やり乗車させ,報道陣に取材させた「やらせ」の一種ではないかと疑いたくなるが,調べようがない。
この記事では,再び大事故が発生するのではないかとの危惧感が示されている。
そのとおりだと思う。
問題は,信号制御用のソフトだけにあるわけではないので,いずれまた巨大な事故が必ず発生することだろう。
[追記:2011年8月1日22:15]
他方では,下記のような記事もある。
中国版新幹線、開業1カ月で早くも空席7割、ビジネス席はほぼ無人―中国紙
Record China: 2011年7月31日
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=53212
広州-深セン区間の10日開業を延期へ 事故区間と同メーカーの信号システム採用
産経ニュース: 2011.8.1
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110801/chn11080122000016-n1.htm
考えれば考えるほど,中国の高速鉄道網計画は,戦前の満鉄の描いたプランをパクったものだという結論に達する。もちろん,技術は当時とは異なる。しかし,ビジネスモデルとしてはそうだ。中国は,国内に,政府から事実上独立した「鉄道省」という国家をもっている。これは,戦前の日本において,国内に,政府から事実上独立した「満鉄」という国家をもっていたのと同じだ。そして,中日戦争の開始は,満鉄の意思によるものと断定して良い。
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