スマートグリッドの導入により国家的な規模でのテロ攻撃が可能になるとの指摘
下記のとおり,元CIA長官James Woolsey 氏のインタビューが出ている。いわく「次のパールハーバー」だ。
Cyber-Terrorism's Threat to the Electric Grid
Emerging Energy: August 17, 2011
http://www.energyboom.com/emerging/cyber-terrorisms-threat-electric-grid
要するに,スマートグリッドのような集中管理システムでは,一発の攻撃だけで相当広い範囲で電力供給を完全にストップさせ,通信も何もできない状態を発生させることができるからだということだ。
そのとおりだと思う。
防御策は簡単だ。ネットを通じた集中管理をやめることだ。通信経路が存在しなければ,それをたどって攻撃することもできない。
しかし,誰もやめないだろう。
原発と同じで,破滅的な事態が発生するまでは,誰もが「金儲け」しか考えない。
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