活断層
下記の記事が出ている。
福島第一原発周辺に活断層か
NHK: 8月31日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110831/k10015260291000.html
原発直下断層「動かない」調査求める声次々
asahi.com: 2011年08月31日
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001108310004
福井の14原発、断層に問題なし 関電、日本原電など
産経ニュース: 2011.8.30
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110830/trd11083017560010-n1.htm
これらの活断層の存在については,随分前に指摘していたことだ。事実は事実なので,やっと「専門家」も認める気になったのだろうと思う。
しかし,これまた随分前から指摘しているように,活断層の有無によって危険度を測定するやり方は「インチキ」の一種なので,禁止したほうが良い。
「活断層なければ地震なし」という発想しかできない者は,とんでもなく頭が悪い者であり,かつ,社会的に極めて有害な者であると断定して良い。少なくとも人の上に立ってはならない。
また,「有感地震」の有無・程度を基準としてものごとを考えるのも禁止したほうが良い。
いわゆる「専門家」等の多くは同意しないだろうと思われるが,「専門家」等のほうが間違っていることは明らかだ。
地表に見えるものや身体に感ずることのできるものだけで考えようとするところが根本から間違っている。素人未満と思われる。
正しくは,地表における振動の程度や地表に見える断層の有無によってではなく,地殻の破壊の程度によってものごとを考えるべきだ。
そのような観点から考えた場合,福島第一原発周辺は,地表近くでの地殻破壊が相当広範囲に進んでいるだけではなく,昨日あたりからは近くの比較的深いところでもかなり大規模な地殻の破壊が始まっている。
このことは,茨城県北部や若狭湾周辺でもほぼ同じだ。最近では,首都の直下でも類似の現象が起きている。
「専門家」等は,いつまでも嘘をついたりごまかしたりしていないで,率直に事実を認めるべきだ。事実なので,否定しようがない。
これらの地域の原発等の原子力施設はいずれもかなり危険な状態の中にあり,再び原子炉が破壊され,大規模に放射性物質が飛散する事態の発生が予測される。若狭湾の「もんじゅ」が破壊された場合,近畿地方は一瞬にして燃えつき,誰も助からない。
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