九電に対する第三者委員会調査による調査で,九電元副社長の指示による証拠隠滅が発覚
下記の記事が出ている。
九州電力が“証拠隠滅” 第三者委調査
産経ニュース: 2011.8.9
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110809/trd11080921420015-n1.htm
企業では普通にあることなのだろうと推測する。
しかし,九電は,明確に「コンプライアンス」をうたっている企業の一つだ。
このような例が出てくると,全ての企業が信用されなくなる。そして,企業は「悪をなすものだ」との観念が定着すれば,世は乱れる。
もし「世が乱れてよい」とは考えないのであれば,事件の関係者は,破棄したファイルの内容を正直に告白すべきだと考える。もしそうしないのであれば,「佐賀県の人間は私利私欲で税金に群がる寄生虫だ」との悪い評価が定着してしまうことになるだろう。
佐賀県民がまともな人々であり,自浄作用(内部告発等)により,いつの日か必ず真相が解明されるものと信じたい。
なお,無論,同じことは,佐賀県だけではなく他の全ての原発所在地の自治体(特に福井県)でも言えることだろうと推測している。
天網恢恢疎にして漏らさず。
[追記:2011年8月13日]
関連記事を追加する。
九電やらせ、調査を組織的妨害か 議員名の資料抜き出す
Asahi.com: 2011年8月13日
http://www.asahi.com/national/update/0813/SEB201108120072.html
この記事によれば,佐賀県議会議員の名前が記載された文書だけ抜き取って捨てるように指示があったとのこと。
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