昼夜を問わず発電できる太陽熱発電装置
太陽光から塩類に蓄熱し,その熱を利用して発電するシステムであるため,夜間でも発電できるとのこと。下記の記事が出ている。
Solar-thermal plants generate power day and night
Power Engineering: 08/24/2011
http://www.power-eng.com/news/2011/08/1485631442/solar-thermal-plants-generate-power-day-and-night.html
この記事によれば,「熱→電気」という変換が行われるわけではなく,「熱→水蒸気→タービン回転→誘導電流」という具合になるようだ。
私が提唱し続けているように「熱→電気」という直接変換技術を開発する必要がある。
そうでなければ,熱から水蒸気さらに回転運動へと変換される間に,熱エネルギーが無駄に消耗してしまい,発電効率が下がる。
*************************************
(余談)
「熱→電気」直接変換は,様々なやり方で実現可能と思われる。
それぞれ一長一短あるだろう。
私の直感的なアイデアに過ぎないが,熱を加えると電磁波を発生させる物質または装置を考え出せば,簡単に構築できてしまうのではないだろうか?
エネルギーハーベスティングの一種として理解することも可能だろう。
| 固定リンク
« 米国:スマートメーターに取り替えた際に説明しなかったという不手際によるトラブルの発生 | トップページ | 米国:Myriad事件の控訴審で,2対1の多数意見により,特許無効とした第1審判決を覆し,有効との判決 »
コメント