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2011年8月 4日 (木曜日)

チョコレートで有名なHersheyのWebサイトがハックされ,レシピが書き換えられる

下記の記事が出ている。

 Hershey's Website Hacked... To Change Recipe
 Consumerist: August 3, 2011
 http://consumerist.com/2011/08/hersheys-website-hacked-to-change-recipe.html

たかがお菓子のサイトじゃないかと思うかもしれないが,かなり深刻な問題を含んでいる。

例えば,何の変哲もない調味料や食材等を混ぜ合わせると,ある特定のアレルギー体質等をもつ者によって有害な食品をつくることができると仮定する。普通の人にとっては何ともない普通の食品でも,ある体質を持つ者にとっては極めて危険だ。

通常,そのような食品については,特定のアレルギー誘引の可能性があることを記載するのが各国の例であり,そうしなければ違法行為とされることがある。

ところが,その注意書きが削除されたり,あるいは,アレルギー誘引を避けるために加えないことにしてあったはずの調味料や食材などを加えるようにレシピの内容が書き換えられたとしたらどういうことになるだろうか?

これは,立派な殺人行為だ。

今後,このようなタイプの問題についても真剣に検討がなされなければならないだろうと思う。

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